夫へ

遅く帰ってきたあなたへは少し苛立ちを覚えていました。
痛くて　寒かった私はまともに言葉を交わすことなく眠りにつきました。

朝、体温計を持って私を起こしにきてくれたときまでは
まだ・・『どーせわたしのことなんて・・』と・・思ったりしてました。

だけど・・ありがとうをいわなければならないことに気づきました。
こどもの食事の後かたずけ・・
作りっぱなしの夕食の後かたずけ
・・・すべて終わらせていてくれたのですね・・
小さな親切　大きな感謝です。

横について看病してほしいなんて思わない。
そーやって　お互いがたりないところを補って
生活が出来るように支えあうこと・・
これが夫婦なのかもしれませんね・・

あなたの出社後に気づいたので・・
きっとそれ以前に気づいても上手に言葉にすることは出来なかったかもしれないけど・・
ありがたいです・・・うれしかったよ・・・